皮膚病ケアに役立つアレルギー予防のドッグフード
皮膚病ケアに役立つアレルギー予防のドッグフード
皮膚病には様々な原因がありますが、お薬だけでは治りきらないものの大きな原因がアレルギーです。これは体質が関与しているため根本解決は難しく、予防としてアレルギー食と呼ばれるドッグフードが適しています。アレルギーフードには様々な種類があります。除去食と呼ばれるものは、原因と思われる原材料を使用していないドッグフードのことで、例えばチキン不使用、米不使用などを指します。アレルゲンが特定されている場合はフードの種類を決めやすく、除去食だけで症状が改善する可能性があります。他には加水分解食というものがあり、これは原材料を症状が出ないレベルまで細かく砕いたドッグフードです。アレルゲンが特定されていない場合や他の除去食をいろいろ試しても効果がいまいちな時に使用すると、症状が改善しやすいです。またアレルギー予防のフードには皮膚や被毛を健康に保つための成分が添加されていたり消化が良いように工夫されているものも多く、皮膚病のケアに最適です。
ドッグフードの健康リスクを回避しよう
ワンちゃんの健康のため、こだわりのドッグフードを利用している方も多いと思います。そんなドッグフードの与え方によっては、健康リスクが生じることがわかってきました。オープンアクセス型の科学雑誌「プロス・ワン」では、犬の飼い主に対して、ドッグフードの取り扱いに関するアンケートと検査を実施しており、その調査結果から健康リスクがあることが判明しました。特に餌用のボウルに付着した検査では、大腸菌やサルモネラ菌が検出されており、生活をともにする人間に悪影響を及ぼす可能性があります。特に大腸菌やサルモネラ菌は、免疫障害や13才以下の発症率が高いと指摘されています。ワンちゃん用のボウルと人間が使用する食器を一緒に洗ったり、食洗機で乾燥させたり、同じ場所で食事すると発症する可能性が高くなるため、避けたほうが良いでしょう。またドッグフードを与えたあとは石鹸で手を洗う、餌を与えるたびにボウルを洗剤やお湯で洗う、餌に雑菌が繁殖しないように管理を徹底する必要性が指摘されています。